科目
0 季節がわりは、投稿がやや不規則になります。よろしくです。 1 では研修誌23年10月号による刑事訴訟法の答え合わせです。 設問の題意等、答案の傾向等とも長いですね。 刑法との違いを感じますが、なぜ違うのか、謎です。 2 設問の題意等からいきま…
1 では刑法の答え合わせです。例により研修誌23年10月号を頼りにしていきます。研修誌の記事は、刑法については、「設問の題意等」でポイントを5点挙げ、「答案の傾向等」でその5点について順次言及していく、という体裁を取っています。読みやすさを考える…
1 予想外の債権法からの出題について、研修誌23年10月号による答え合わせです。 2 まずは「設問の題意等」から。 「債権譲渡の対抗要件に関する基本的知識・理解と、関連論点として二重譲渡の劣後譲受人への弁済につき民法478条を適用する根拠の論…
0 愚痴になりますが、こういう答案系の記事って、書くのが大変な割にアクセス数が伸びないんですよね。おそらく、ガチ勉強中の方でないと、そもそも読もうと思わないからだと思いますし、それは仕方ないことなのですが。数は少なくても、読んでくださる方が…
1 応試された方から情報をいただきました。ありがとうございます。ただ、先に言っておきますが、誰も責任は持てません。あくまで「なんか、こんな感じだったらしい」というネット上の噂だ、ということを前提に読んでください。 2 事例問題 令和4年3月1…
1 答案構成、最後は刑事訴訟法です。なお、「勉強しないでやってみる」がポリシーであり、かつ、検察庁法はそもそも勉強したことがないので、検察庁法の答案構成はできません。悪しからず。 【刑事訴訟法】 「夜間、路上において強盗致傷事件が発生した。犯…
1 今度は憲法いってみますか。憲法も毎度、「設問の題意等」から駆け離れたことを書いてしまうのですが。 問1 全て司法権を裁判所に帰属させる原則(憲法76条1項)について、司法権の意義を述べた上、同法の明文上の例外及びその規定の趣旨を述べなさい。 …
1 引き続いて、民法行ってみましょうか。民法って、頑張って答案構成しても、研修10月号に掲載される「設問の題意」を見ると毎回外してるんですよね。だんだん嫌になってきます。ただ、受験生の皆さんが頑張って解いた問題です。私も頑張ります。 (民法…
1 せっかく問題を提供いただいたので、やってみました!いつものとおり、「麓から3号目までを登るイメージ」「知らない問題を解くように」「問題点の指摘を手厚く」行きましょう! (刑法) 甲(21歳、男性、無職)は、高校の柔道部の先輩であり、高校卒業…
刑訴法の問題も提供いただきました。とても長いですね。ありがとうございます! (刑事訴訟法) 夜間、路上において強盗致傷事件が発生した。犯人は、犯行現場から原付バイクを運転して逃走したが、被害者Vは、同バイクが逃走開始直後に街灯の下を通った際、…
1 解説を読むのを我慢して起案した答案構成の答え合わせです。合ってればいいんですけど、違ってるとこの作業、傷口に塩を擦り込むようで、辛いんですよね。今回はどうでしょう。 今回は小問が多いので、「設問の題意等」と「答案の傾向等」を行き来しなが…
1 研修誌22年10月号の刑法部分を参照しながら、行きましょう。 とはいえ、研修誌の記載は、とても大まかですね。「設問の題意等」は、各設問の論点を簡単に指摘した上で、「条文や基本的判例の理解があれば、自ずと適切な論述ができるはず」とまとめて…
1 令和4年民法の答え合わせです。研修誌10月号の「設問の題意等」を読んでいると、心が折れそうになります。第1問とか全然私は分かっていなかったですね。憲法と民法は、このまま勉強なしで続けるのは無理があるかもしれないと感じています。勉強をする…
1 令和4年憲法の答え合わせです。判例を問う問題で、知識がない中、どうやって守り切るか(=誤魔化すか)が課題でした。 2 研修誌の「設問の題意等」はあっさりしてます。研修教材五訂版憲法に関係判例等が記載されていること、過去に集会の自由の出題があ…
1 研修誌22年10月号に、令和4年副検事試験の問題と解説が出ました。解説を読んでない状態で、刑訴にトライしてみます。いつもどおり、「問題提起を詳しく」「麓から3合目まで登るイメージ」「知らない問題を解く気持ち」でいきましょう。 「P警察官は…
1 答案構成を出してから大分時間が経ちましたが、令和3年刑事訴訟法の答え合わせです。と言っても、研修誌の「設問の題意等」は、あっさりしているというか、論点を端から指摘して終わり、みたいな感じです。 2 小問1は、もちろん現行犯逮捕の適法性の問…
1 さて、この問題はどうでしょう? 「集会を開催するための公民館の使用許可申請を地方公共団体が不許可とすること及び集団行進を行うための公道の使用許可申請を都道府県公安委員会が不許可とすることに関する憲法上の問題点について、それぞれ判例に触れ…
1 憲法その4でやってみた、令和3年副検事試験憲法の答案構成について、研修誌の「設問の題意と答案の傾向等」を参考に、答え合わせをしてみましょう。 2 まず問1では、「唯一の立法機関」の意義に関して、国会中心立法と国会単独立法に触れ、その意味に…
1 この問題も行ってみましょうか。 「第1問 Aは、XがX方で使用していた中古品である高級ソファ(以下「本件ソファ」という。)を15万円でXから購入したが、自宅を整理して本件ソファを置くスペースができるまでの間、X方で本件ソファを預かってもらっ…
1 じゃあ、今度は刑法のこの問題、いってみましょうか。 「麓から山を登るように」「知らない問題を解くように」「問題提起を詳しく」です。 「会社員であるAは、勤務先で隣の席に座っているBの卓上にあった限定モデルのパソコン(以下「本件パソコン」と…
1 刑法その2でやってみた、令和3年度刑法の答案構成について、研修誌の「設問の題意及び答案の傾向等」を参照して適否を検証してみましょう。 刑法が出来が悪いようだと、かなりショックです。まともなことを書いてますように。 2 まず、暴行の共同正犯…
1 今回は、民法その4でやった答案構成について、「研修」誌の「設問の題意及び答案の傾向等」を手がかりに答え合わせをしてみます。 自分としては、20数年ぶりの割には、普通に書けたかな、と思ったのですが、さてどうでしょう。 2 なんか、他の科目に…
1 答案構成、やってみますか。 全く自信ありませんが。 令和3年の副検事試験問題です。 「Aは、夫であるBの収入が減ったことから、不動産売却による収入を家計に補填する目的で、Bに無断で、Bから預かっていたBの実印等を利用し、Bの代理人としてB…
1 調子に乗って、刑訴も答案構成してみましょうか。 いつものように「知らない問題のように解く」「山の麓から3合目までしっかり登るイメージ」「問題点の指摘を詳しく」です。 そして、私は、この答案構成をするための勉強をしていません。それは、「知ら…
1 刑訴法って、まだ書いたことなかったんですね。今更ですが。 私が刑訴法を勉強していたのは、学生の頃でした。刑訴法については、やや専門的に勉強をしていたのですが、当時担当の先生から言われていたのが、「刑訴法は実務をやっていないと研究できない…
1 前回から大分間が空きました。 刑法の答案構成、やってみましょうか。自信ないですけど。 繰り返しますが、ポイントは「知らない問題のように考える」「麓から3合目までをしっかり登るイメージ」「問題点の指摘部分を詳しく」です。 問題はこれでいきま…
1 刑法という科目のイメージについてです。 なお、前に何かの記事で、「最初は刑法各論からの勉強がおすすめ」みたいなことを書きました。これは、私の受験が「刑法は総論1問、各論1問」という形だったことによります。その後、副検事試験の問題を見ると…
1 昔の司法試験では、最後の面接試験を「口述試験」と呼んでいました。 憲法、民法、刑法、商法、刑訴法(選択)、刑事政策(選択)です。刑事政策の口述があったのかどうか、最早記憶に残っていませんが、ほかのはあったと思います。 副検事試験でも、最後に面…
1 民法の論文答案を書く時の話です。 イメージ的には、民法はパズルですね。 「これ、法的に分析できる?」という問題をぶつけられて、答えられるか、という。 2 問題点の抽出の際には、「事実として問題になり得る部分」を考えるというアプローチのほかに…
1 民法その1を書いてから、副検事試験の民法の過去問を眺めてみました。 どうやら、私の認識は、平成15年以前頃の出題傾向だったようですね。 平成16年以降の出題傾向は、随分イメージが違いました。 今日は、その辺のお話を、「民法その1」の修正も…