副検事になるための法律講座

そんなブログ沢山ありそうですが…

日本的人事

1 最近、スーパー副検事とか、仕事ができなさすぎる副検事の記事を書いたところ、コメント欄に反応がありました。コメントですので、ぼかした内容ではありましたが、どうやら優秀な副検事の方のようです。 どの辺が優秀そうか、というとですね。「若手検事…

仕事ができなさすぎる副検事?(コメントへの回答)

1 しばらく前にスーパー副検事についての記事を書いたところ、以下のようなコメントをいただきました。 「逆に仕事が出来なさすぎる副検事はどうなるのかなあと思いました。」 そして、退職勧奨やら検察官適格審査会など、力強い言葉がコメント内に並んでい…

検察官と定年等

1 今回は、検察官と定年について触れてみます。国家公務員は、法律により定年が60歳から65歳に上げられている最中です。確か令和13年度に完了するんでしたっけ?受験資格をお持ちの方は、一般の国家公務員の定年に関する制度変更については、概ねご存…

スーパー副検事

1 多くの副検事の方が、頑張って仕事をしておられます。 その中でも、特にすごくパフォーマンスの高い副検事がおられます。スーパー副検事とでも言うのでしょうか。今回は、そんなスーパー副検事が、どういう面で優れているのか、ということを、ちょっとま…

副検事のモチベーション

1 これまでに、副検事として偉くなる道にどんなものがあるか、副検事の俸給の増え方などについて記事を書いたことがありました。 ざっくりまとめて言うと、大半の副検事は、1号俸まで昇給します。ただ、特号俸にまで昇給する方は、限られています。そして…

副検事の恋愛事情?(コメントへの回答)

1 コメント欄に、ちょっと変わったご質問をいただきました。 「ミーハーですみません」という前提で、副検事の既婚率や職場での恋愛事情についてのご質問でした。 お仕事で関わりのあった副検事が素敵な方だった、ということだそうです。文面からは、おそら…

事件相談について

1 検察官の通常業務は、主に警察から送致された身柄事件、在宅事件の捜査・公判に従事することになります。 ただ、もちろん例外もあります。その一つが事件相談です。 警察でも、他の司法警察員を持っている役所でも同じですが、難しそうな事件については、…

他省庁からの副検事任官2

1 前回の記事以降、いくつかのコメントをいただきました。コメントを下さったみなさんには、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。 いくつか、理由についてまとめてみたいと思います。 2 就職する前から検察官になることが視野に入っていた 複数…

他省庁からの副検事任官

1 今回の記事は、私が意見を書くというよりは、疑問に思っていることを並べる感じになります。 検察庁に検察事務官として入庁した後、副検事を目指すというのは、十分理解できます。むしろ、入庁時点から副検事任官を選択肢の一つとして考えている事務官が…

副検事になる?検察事務官のままがいい?

1 今回の記事は、主に検察事務官の方に向けたものです。 一昔前は、副検事任官については、「かなり損なのではないか?」という考え方が結構ありました。 最近は、副検事に対する処遇がかなり改善されたと言われており、そのような考え方はあまり聞かなくな…

答案構成ができない!

1 私の拙い経験によると、多分それなりに多くの人が、法律の勉強を進めていく中で、「答案構成ができない!」という壁にぶつかっているように思います。もし違ったら、読み飛ばしてください。 私自身の経験としては、法律の勉強を始め、ある程度のインプッ…

民法その11(令和6年答案例)

1 まだ令和6年の試験問題をやってますね。言い訳になりますが、これって結構パワーが必要なんですよ。検察庁で副検事試験の指導をしている方とか、ネット上で参考答案を扱っている方とか、大変だと思います。そんなこんなで、みなさんに温かい視線を強要し…

警察からの事前相談

1 検察官の仕事の面白さの一つに、警察から事前相談を受ける場面があるそうです。 通常は、警察から在宅事件なり身柄事件なりの送致を受けて、初めて検察官がその事件を見ます。 ただ、中には、事件送致の前に、警察が予め検察官に事件の相談に来ることがあ…

特任検事について(一部コメントへの回答)

1 コメント欄に、特任検事に関する質問をいただきました。ついでに、ちょっと特任検事について書いてみようか、とも思いました。前にも書いたことあったような気もするのですが。ただ、そんなことを気にしていると、何も記事を書けなくなってしまうので、最…

検察官の引っ越し

1 検察官は、全国異動です。なので、引っ越しは、もうルーティンワークであり、人生の一部と言ってもいいです。 ただ、流石にこの全国異動が前提の職種というのは、今後生き残るのは難しいだろうな、とは思っています。共働きが多数派となった今では、家族…

憲法その12(令和6年参考答案)

0 お気づきの方もいたかもしれませんが。 実は、令和6年の答案構成については、研修誌の「設問の題意及び答案の傾向等」に関する記事を書いていませんでした。 まあ、最も大きな理由は、自分が(諸般の事情により)「気が乗らなかった」というだけなのです…

新任副検事の任地と公判能力の向上(コメントへの回答)

1 コメントで質問をいただきました。 副検事としての初任地を考える上で、公判実務を経験するためには、部制庁を選択した方が良いのか、主任立会(自分が捜査を担当した事件について、自分で刑事裁判に立ち会うこと)の非部制庁を選択した方が良いのか、と…

新任副検事と立会事務官(コメントへの回答)

0 外国籍の方で、日本の検察のことを研究しているという方からコメントをいただきました。 このブログも参考にしてくださっているとか。ありがたいことですが、こんな無責任なブログを参考にしていて、大丈夫なのだろうか、と心配にもなります。 1 ところ…

令和7年副検事試験検察庁法問題

検察庁法が一番問題文が短いですね。これは、不勉強なため、コメントは控えます。ただ、独任制官庁の点は、良く出るそうですね。多分、「独任制官庁と言いながら、どうして決裁官の指示に従うべき、という話になるの?」という問題なんでしょうね。そのくら…

令和7年副検事試験刑事訴訟法問題

こちらも、最後に感想を一言入れておきます。 甲が覚せい剤の密売をしているとの情報を得た警察官は、甲の行動確認のため、令和7年5月13日午後10時から、X市内路上を徒歩で移動する甲を尾行していたところ、甲が路上ですれ違ったVの肩がぶつかったこ…

令和7年副検事試験刑法問題

こちらも、最後に感想を書いておきます。しかし、今年は問題がどれも長いですね。 甲は、X社の経理課長であり、同社の金銭の支出を独自に判断するような権限は有していないものの、X社の現金、通帳、帳簿及び信憑書類を保管する金庫の鍵を事実上管理し、上司…

令和7年副検事試験民法問題

こちらも最後に若干の感想を書きます。 以下の問に答えよ。なお、各問は独立した問である。 問1 Aは、知人に多額の借金を負っていたところ、同人からの差し押さえを免れるため、自己が所有する甲土地につき、Bの承諾を得て、AからBへ売買契約を仮装し、B名…

令和7年副検事試験憲法問題

問題の提供をいただきました。ちょっと前にいただいたのですが、忙しくてアップが遅くなりました。最後に感想めいたものも書いてみます。 問1 日本国憲法において、自由権以外の基本的人権としてどのような人権が定められているか、種類ごとに分けるととも…

お疲れ様でした

副検事試験の発表があったようですね。 お疲れ様でした。 酒は、どんな時でもそばにいてくれます。 嬉しい時も。悲しい時も。 気持ちを理解してくれます。 乾杯。

正常化とコメントへの回答

1 お盆前後の投稿ペース乱れ、すみませんでした。週末も更新し損ねました。 2週間に1回の更新でも、時期によってはあっさりと乱れてしまいます。 世のブログの多くは、結構な頻度、中には毎日とか日に2回とか更新しているものもありますが、とても信じら…

勉強の戦略

1 前にも同じようなことを書いた記憶はあるのですが。 ただ、昔教わった教授の中に、こういうことを言った人がいました。 「本当に言いたいことは、何度も何度も論文にして、繰り返し繰り返し発表をしないと伝わらない。」 同じ内容だから、と言って、1回…

試験後

1 すみません、更新を忘れていました。 仕事が一区切りついて、疲れ果てていました。 頑張っている最中って、自覚していなくても、いわゆる馬鹿力的なものを出しているんでしょうね。頑張らなくて良くなると、途端に体と心に疲れが出たり。 2 副検事試験の…

刑事関係法の法改正について

1 検察官は、刑事事件に関する法律のプロです。当然、刑事関係法令には精通している必要があります。副検事試験でも、刑法と刑事訴訟法が科目に入っています。検察庁法も、まあ刑事関係法令の一つと言えるかもしれません。 2 そして、法律は、改正されるこ…

日本語

1 副検事を含めて、検察官は刑事事件を得意分野とする法律家です。そして、各種文書を起案して裁判所等に提出するのは、比較的大きな割合を占める仕事です。一方で、文書起案に割ける時間は、案外少なかったりします。特に、身柄関係の不服申立(勾留請求却…

隠れ副検事志望

1 他省庁の方は、受験するギリギリまで副検事志望を内緒にしておく、という話を以前したことがありました。 他省庁の方の場合は、他所に出て行こうとしていることがバレてしまう訳ですから、内緒にする気持ちも十分分かります。 ただ、実は、検察事務官であ…