検察庁法が一番問題文が短いですね。これは、不勉強なため、コメントは控えます。ただ、独任制官庁の点は、良く出るそうですね。多分、「独任制官庁と言いながら、どうして決裁官の指示に従うべき、という話になるの?」という問題なんでしょうね。そのくら…
こちらも、最後に感想を一言入れておきます。 甲が覚せい剤の密売をしているとの情報を得た警察官は、甲の行動確認のため、令和7年5月13日午後10時から、X市内路上を徒歩で移動する甲を尾行していたところ、甲が路上ですれ違ったVの肩がぶつかったこ…
こちらも、最後に感想を書いておきます。しかし、今年は問題がどれも長いですね。 甲は、X社の経理課長であり、同社の金銭の支出を独自に判断するような権限は有していないものの、X社の現金、通帳、帳簿及び信憑書類を保管する金庫の鍵を事実上管理し、上司…
こちらも最後に若干の感想を書きます。 以下の問に答えよ。なお、各問は独立した問である。 問1 Aは、知人に多額の借金を負っていたところ、同人からの差し押さえを免れるため、自己が所有する甲土地につき、Bの承諾を得て、AからBへ売買契約を仮装し、B名…
問題の提供をいただきました。ちょっと前にいただいたのですが、忙しくてアップが遅くなりました。最後に感想めいたものも書いてみます。 問1 日本国憲法において、自由権以外の基本的人権としてどのような人権が定められているか、種類ごとに分けるととも…
副検事試験の発表があったようですね。 お疲れ様でした。 酒は、どんな時でもそばにいてくれます。 嬉しい時も。悲しい時も。 気持ちを理解してくれます。 乾杯。
1 お盆前後の投稿ペース乱れ、すみませんでした。週末も更新し損ねました。 2週間に1回の更新でも、時期によってはあっさりと乱れてしまいます。 世のブログの多くは、結構な頻度、中には毎日とか日に2回とか更新しているものもありますが、とても信じら…
1 前にも同じようなことを書いた記憶はあるのですが。 ただ、昔教わった教授の中に、こういうことを言った人がいました。 「本当に言いたいことは、何度も何度も論文にして、繰り返し繰り返し発表をしないと伝わらない。」 同じ内容だから、と言って、1回…
1 すみません、更新を忘れていました。 仕事が一区切りついて、疲れ果てていました。 頑張っている最中って、自覚していなくても、いわゆる馬鹿力的なものを出しているんでしょうね。頑張らなくて良くなると、途端に体と心に疲れが出たり。 2 副検事試験の…
1 検察官は、刑事事件に関する法律のプロです。当然、刑事関係法令には精通している必要があります。副検事試験でも、刑法と刑事訴訟法が科目に入っています。検察庁法も、まあ刑事関係法令の一つと言えるかもしれません。 2 そして、法律は、改正されるこ…
1 副検事を含めて、検察官は刑事事件を得意分野とする法律家です。そして、各種文書を起案して裁判所等に提出するのは、比較的大きな割合を占める仕事です。一方で、文書起案に割ける時間は、案外少なかったりします。特に、身柄関係の不服申立(勾留請求却…
1 他省庁の方は、受験するギリギリまで副検事志望を内緒にしておく、という話を以前したことがありました。 他省庁の方の場合は、他所に出て行こうとしていることがバレてしまう訳ですから、内緒にする気持ちも十分分かります。 ただ、実は、検察事務官であ…
1 犯罪捜査と言えば警察官、そして刑事裁判と言えば裁判官。一般の方からすると、この2つの職種は、関わったことはなくても良くご存知なんですよね。ところが、検察官となると、途端に一般の人はイメージが湧かなくなります。せいぜい、政治家が絡む事件の…
1 コメントに質問をいただきました。 東京区検の副検事が東京高検に異動することがあるのか。また、それは官報に掲載されるのか。 うーん。どうしてそういう疑問が出てきたのか、謎です。謎なのですが、お答えは可能です。 2 言葉遊びみたいになりますが、…
1 多くの省庁のキャリアと呼ばれる職員は、東大、京大が中心と言われていました。最近は、いろんな事情から、幅広い私立大学までキャリア職員に採用されるようになったような報道もされていますが。 検事の場合は、結構昔から、東大、京大に限らず、幅広い…
1 4月になり、新しい配置が決まる季節です。 3月初旬には、新しい体制が決まり、各職員に伝達されるのが、検察庁の通例です。 誰が誰の立会事務官になるのか、もその頃に伝達されます。 立会事務官にとっては、どの検察官に立ち会うのかは、かなり重要な…
1 検察官の特殊な業務の1つに「司法解剖立会」があります。 要するに、ご遺体の解剖に立ち会う訳です。実はご遺体の解剖にもいくつか種類があるのですが、検察官が立ち会うのは、司法解剖です。それ以外の解剖に立ち会うというのは、聞いたことがありませ…
1 研修誌の2月号に、2名の副検事試験合格者の合格体験記が掲載されていました。 お二人とも、どうやら1回目の受験で合格されたようです。合格体験記は、主に勉強方法について述べられていました。かなり以前に、勉強方法について記事を書いたことがあり…
1 最近、コメントで、民間の方から副検事任官について、相談をもらいました。検察官の仕事に興味を持ってくださったことは、嬉しいことです。ただ、そもそも副検事試験は受験資格が、事実上「現職の公務員、しかも司法警察員が内部にいる役所に勤務している…
0 ふと気づいたら、記事の更新を忘れていました。色々事情はあるのですが、更新を待っておられた方もおられたようで、済みませんでした。 1 コメント欄に、宿直について質問をいただきました。① 頻度と内容、② 宿直明けの制度の有無、③ 休日は日直と宿直は…
1 コメントに、この4月に副検事任官予定の方から、検察官の引越し事情に関するご質問がありました。 合格おめでとうございます。前回残念だった方々も、すでに心の傷は癒え、次の目標に向かっておられる時期でしょう。是非、「次は自分が!」というモチベ…
1 明けましておめでとうございます。 年末に、以下のようなコメントをいただきました。 「年末の仕事納めの日にこれでもかと起訴をするのはやめていただきたいのですが、なぜするのですか。」 おそらく、裁判所関係の方かな、と感じました。言い方が丁寧だ…
1 女性の任官希望の方から質問をいただきました。家庭を持つことと、副検事試験受験のタイミングについて、考えるところがおありのようです。そもそも女性の副検事が少ないですから、情報を得ようにも実例が少なすぎるのかもしれません。 2 女性副検事の実…
1 コメントに質問をいただきました。 「この人捜査のセンスいいな」と思う時は、どんな時でしょうか?と。 コメ主は、副検事を志望するに当たり、捜査、公判に向いているのか否か、やっていけるのか、が気になるとのことでした。 順番に考えて行きましょう…
1 令和6年の副検事試験は、筆記試験が133人中31人合格、口述試験が35人中29人合格だったそうです。口述試験が4人増えているのは、前年に口述残念で2度目の受験の方ということと思われます。 2 筆記が受験者の4分の1弱とは、ちょっと厳し目だ…
1 ようやく、令和6年副検事試験も、最後の刑事訴訟法に辿り着きました。すでに研修誌10月号に答えが出ていますが、そちらは見ずに、やってみましょう。いつものように「山のふもとから登るイメージ」「知らない問題を解くように」「問題提起を手厚く」で…
1 副検事任官予定の方から、座右の書とすべき参考文献を紹介してほしい旨の質問がコメントにありましたので、今日はこのお話を。 2 検察官としてやっていくためには、いろんなことを勉強しなければなりません。そして、困ったことに、「これだけ読んでおけ…
1 ようやく令和6年刑法です。遅いですね。はい、遅いです。頑張ります。 【刑法】 甲は、消費者金融からの借金を重ねた上その返済を滞らせ、 金融機関等から融資を受けることがもはやできなくなっていた。 また、甲は、住居侵入・窃盗罪で逮捕され、有罪判…
0 副検事試験の2次試験の発表があったことと思います。お疲れ様でした。 また、1次試験で残念だった方達についても、役所の側で成績開示の準備が出来たようです。 私も、つい最近コメント欄で教えていただいて知ったのですが、1次試験の成績開示について…
1 コメント欄に質問をいただきました。副検事の受験資格を得るまでに、まだかなり期間があるということで、若手の方のようです。 投稿ペースが遅い(2週に1回)ため、質問から回答まで、いつも時間が空いてしまい、すみません。こんなに投稿ペースが遅いブ…