副検事になるための法律講座

そんなブログ沢山ありそうですが…

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

民法その10(令和6年答案構成)

1 さて令和6年民法の答案構成です。このペースだと、研修誌10月号に掲載される令和6年論文の解説等までには、全部は終わらないですね。研修誌を読むのを我慢しながら答案構成することになるのでしょうか? 問題です。 【民法】 Aは、平成24年1月、Bに20…

検察官の休日出勤と手当の有無(コメントへの回答)

1 検察官が休日出勤をした時に手当がない、と聞いたことがあるが、本当か、という趣旨の質問がコメントでありました。 検察事務官の方はご存知の部分も多いと思いますが、昔から変わった部分もあるので、ちょっとまとめてみましょう。なお、昔、この点に関…

憲法その11(令和6年答案構成)

1 ということで、恒例の答案構成です。相変わらずアクセスの伸びないテーマでどれほど実際に見てくれる人がいるのかは分かりませんが。しかも、モチベーションが上がらず、筆記の発表後の投稿です(スミマセン!)。 ただ、巷に流布している参考答案との違い…

決裁制度について

1 検察官が刑事事件について処分を決める時には、上司の「決裁」を受ける必要があります。検察官は、独任官庁とされており、対外的には検察官が単独でした行為は、法律的には有効です。なので、極端な話、上司の決裁を受けていなくても、起訴状を検察官の名…