副検事になるための法律講座

そんなブログ沢山ありそうですが…

コロナ明けの夏

0 口述試験が10月初旬にあると思います。

  昔の記事のリンクを貼っておきます。

 

fukukenjihouritukouza.hatenablog.com

 

1 今年(2023)の夏は、すごかったですね。

  コロナ自粛から解放されて初めての夏です。どうやら、多くの人が気分も解放されて、外に繰り出して人生を謳歌したようです。

  どうしてそんなことが分かるのかというと、、、、、検察庁がものすごく忙しかったようなんですね。事件が多くて。

2 コロナ前の夏は、実はそんなに事件が多くないのが定番でした。「夏枯れ」という言葉があるくらいで、夏は酷暑もあってか、そんなに事件発生が多くなく、検察官が代わりばんこに休暇を取得しても、まあ普通に業務が回っていたのだそうです。

  ところが、今年の夏は事件の数の多いこと多いこと。お互いに夏休みを取りながら、残った人たちで何とか持ちこたえて耐えていたそうです。まあ、結局全員夏休みは取れる訳ですから、一応仕事は回ったようですが。

3 とはいえ、容赦なく毎日結構な量の身柄事件が送致されてくると、「地球の平和はいつ訪れるのだろう?」などと真剣に考えたりするそうです。

  まあ、本当に平和になってしまったら、職にあぶれてしまうわけで、そうなったらどうやって食べて行こう?となってしまうのですけどね。

4 ちなみに、コロナ真っ盛りの頃は、本当に刑事事件がなかったそうです。人が外に出ないわけですから、人と人との関わりがないわけで、トラブルになることもないんですね。つくづく、犯罪というものは、人と人との関わりの中から生まれてくるものなんだな、と感じました。そして、事件が多い、ということは、以前の社会生活を取り戻しつつあるんだな、と感じています。

  あとは、忙しさに応じて、人員を増やしてもらえれば、何も不満はなくなるのでしょう。そんなに甘くはないんですよね。