1 お盆前後の投稿ペース乱れ、すみませんでした。週末も更新し損ねました。
2週間に1回の更新でも、時期によってはあっさりと乱れてしまいます。
世のブログの多くは、結構な頻度、中には毎日とか日に2回とか更新しているものもありますが、とても信じられません。
私は、私のできる範囲でやって行きたいと思います。悪しからず。
2 いくつかコメントをいただきました。普段は、投稿をしても読者の反応がなかなか分からず、「どんなこと知りたいのかな」と考えながら、手探りでやっています。一言のコメントであっても、「読んでくれている人がいる」と感じる機会は、励みになります。ありがとうございます。
3 コメントでリクエストが多い分野に、「副検事の待遇面」があります。まあ、当然気になりますよね。しかも、他省庁の方からすれば、転職ですから。転職先の条件は、当然気になるところと思います。
4 「初任地は県外と聞いたが、希望はどのくらい叶えられるのか。そのうち地元(受験地)に戻れるのか」という質問をコメントでいただきました。
昔書いた記事が一部参考になるかもしれません。
fukukenjihouritukouza.hatenablog.com
fukukenjihouritukouza.hatenablog.com
いくつか付け加えましょう。
どうやら、副検事任官者の初任地については、「他の高検に出る」のが原則のようです。まあ、武者修行的な発想なのでしょう。なので、「隣の県でお茶を濁す」と簡単にはいかないようです。なお、家庭の事情を考慮して、初任地について、地元に残してもらえる場合もあるようです。お子さんが小さいうちなどは、どうしてもそういう必要はありますよね。ただ、これも「他の高検に出る」のを先送りにしてくれる、ということのようで、いつかは武者修行に出ることになるようです。
また、初任地で他の高検に出るとして、どこまで希望を聞いてもらえるか、について。これは、想像で答えるしかありません。まず、前提として、「新任の副検事をトレーニングするだけの事件数と指導できる決裁官がいる場所」ということになります。そうなると、地方の平和そうな観光地を第一希望にしたところで、そんな希望が通ることはなさそうだな、と思います。逆に、「必ず2年で地元に帰ってくるため」と、敢えて遠くの部制庁(高検所在地等)を希望して、狙い通り初任地から2年で地元に帰ってくる、というケースはありました。一方、「書いてはいけない三支部」に、希望を書いてもいないのに初任地として配属されたケースもあるようです。結局、「誰もが希望するような場所の希望は、運次第」なのだろうと思います。ただ、どんなところでも、行ってみれば案外馴染めるものだと思いますよ。
地元に戻れるか、については、前掲の過去記事を参考にして下さい。
5 また、コメントで、「夏休みは長いみたいだけど、有給休暇は?」という質問もありました。夏休みについては、かなり前ですが、記事を書いたことがあります。
fukukenjihouritukouza.hatenablog.com
なお、この記事では、「連続2週間が原則」と書きましたが、間隔が空いていればバラで取得してもOK、というところもあるようです。場所や決裁官の考え方によるのかもしれません。
有給休暇ついては、書いたことなかったように思います。検察官も、他の国家公務員と同様に、有給休暇は年20日、さらに前年度までの残有給休暇から最大20日まで繰り越しOKです。
そして、これは全省庁同じと思いますが、有給休暇の取得目標として、年間15日以上、または残有給休暇20日以下、が掲げられています。一応、部門ごとに有給休暇の取得日数平均値を出したり、有給取得予定日を予め提出させたり、と、それなりに本気でやっているようです。
あとは、実際に休めるのか、という部分ですが。これは、休む本人がどこまで本気で休みたいか、で決まると思います。というのは、検察官は日直勤務があり、土日の出勤分を平日に振り替えて休むことを求められます。これは、みんなちゃんと休むようです。つまり、「平日にどうしても休みを取れと言われれば、休める」わけです。あとは、有給取得に向けて、どこまで頑張って仕事を調整するか、という意欲の問題と思います。「絶対休む!」と気合を入れれば休めるでしょうし、「まあ別に休めなければ仕方ないかな」と思えば、多分休めません。なお、注意すべきは、有給の消化状況が悪いと、年末の在宅未済事件を沢山処理したい時期に、無理矢理有給休暇を取る羽目になることです。どうせ休むなら、自分のペースで休んだほうがいいですよね。